OSIネットワーク層(第3層)における暗号化通信プロトコル(IPsec)

IPsec(Security Architecture for Internet Protocol) は、OSI基本参照モデルの ネットワーク層(第3層: IP層) で暗号化、認証、および改ざん検知機能を提供するプロトコルスイートです。IPv4ではオプションでしたが、IPv6では標準仕様として組み込まれています。ネットワーク層で機能するため、上位のトランスポート層(TCP/UDP)やアプリケーション層(HTTP、FTPなど)の種類を問わず、すべてのパケット通信を透過的に保護できます。したがって、正解は ア です。 イ: PPP(Point-to-Point Protocol)はデータリンク層(第2層)のシリアル通信・認証プロトコルです。 ウ: SSH(Secure Shell)はアプリケーション層(第7層)の暗号化リモートログインプロトコルです。 エ: TLS(Transport Layer Security)は主にトランスポート層の上位(セッション層〜プレゼンテーション層)でHTTP等の通信を暗号化するプロトコルです。

PC からサーバに対し,IPv6 を利用した通信を行う場合,ネットワーク層で暗号化を行うときに利用するものはどれか。

出典令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問18
ア
IPsec
イ
PPP
ウ
SSH
エ
TLS