Bluetooth Low Energy(BLE)の物理特性とビーコン電波強度による測位

BLE(Bluetooth Low Energy) は、ボタン電池1個で数ヶ月〜数年間稼働することを目指してBluetooth 4.0で策定された超低消費電力の近距離無線規格です。 BLEデバイスが周期的に発信するアドバタイジングパケット(ビーコン信号)の受信電波強度( RSSI: Received Signal Strength Indicator )を計測することで、電波減衰の度合いからデバイスと受信機間の相対距離を推定し、屋内測位や位置検知、クーポン配信などに広く利用されています。したがって、正解は エ です。 ア: BLEは 5GHz 帯ではなく、免許不要な 2.4GHz 帯(ISMバンド)を使用します。 イ: BLEは物理層およびリンク層のプロトコルが従来のクラシックBluetooth(Ver 3.0以前)と根本的に異なり、通信方式の直接の下位互換性はありません(両対応にはデュアルモードチップが必要)。 ウ: 最大通信速度はBLE 4.xで1Mbps、BLE 5.xで最大2Mbpsであり、24Mbpsもの高速転送は行えません(24MbpsはBluetooth 3.0+HS規格)。

IoT で用いられる BLE(Bluetooth Low Energy)の特徴として,適切なものはどれか。

出典令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3
ア
5 GHz 帯を使った無線通信である。
イ
Bluetooth 3.0 以前の機器と通信方式の互換性がある。
ウ
最大 24M ビット/秒で通信できる。
エ
デバイスが発信するビーコンの電波の強度を測位に利用できる。