磁気ディスクの平均回転待ち時間および平均待ち時間の算出

磁気ディスク装置の平均待ち時間(平均シーク時間+平均回転待ち時間)を計算します。 1. 1回転に要する時間の計算 : 回転数が 4,200 回/分であるため、1秒あたりの回転数は $4200 / 60 = 70$ 回転/秒です。 したがって、ディスクが1回転するのに要する時間($T_{\text{rot}}$)は: $$T_{\text{rot}} = \frac{1}{70}\,\text{秒} = \frac{1000}{70}\,\text{ミリ秒} \approx 14.286\,\text{ミリ秒}$$ 2. 平均回転待ち時間の計算 : 目的のセクタが磁気ヘッドの直下に到達するまでの平均時間は、半回転に要する時間($1/2 \times T_{\text{rot}}$)となります。 $$\text{平均回転待ち時間} = \frac{14.286}{2} \approx 7.143\,\text{ミリ秒}$$ 3. 平均待ち時間の合算 : 平均位置決め時間(平均シーク時間)が 5 ミリ秒であるため: $$\text{平均待ち時間} = 5 + 7.143 = 12.143\,\text{ミリ秒} \approx 12\,\text{ミリ秒}$$ したがって、約 12ミリ秒 となり、正解は ウ です。 ア: 平均回転待ち時間(約7.14ミリ秒)単体の値です。 イ: 磁気ディスクの回転数計算を取り違えた誤算です。 エ: 1回転所要時間(約14.29ミリ秒)そのものを選択した誤算です。

回転数が 4,200 回/分で,平均位置決め時間が 5ミリ秒の磁気ディスク装置がある。この磁気ディスク装置の平均待ち時間は約何ミリ秒か。ここで,平均待ち時間は,平均位置決め時間と平均回転待ち時間の合計である。

出典令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問4
ア
7
イ
10
ウ
12
エ
14