ヒープメモリ管理におけるガーベジコレクション(GC)の定義

ガーベジコレクション(Garbage Collection: ごみ集め) は、プログラムが動的に割り当てたヒープ領域のうち、参照されなくなって不要となったメモリ領域を自動的に検出・回収し、再びメモリ割当て可能な空き領域として再利用できるようにするメモリ管理機能です。C言語などでのメモリリーク(解放漏れ)を防止するために、Java、Python、Go、JavaScriptなどのランタイム環境に標準で組み込まれています。したがって、正解は イ です。 ア: 分散した空き領域を寄せて1つの大きな連続領域に統合するのは「メモリコンパクション(メモリ詰め替え)」の説明です。 ウ: プログラム実行中にメモリ上の配置アドレスを変更しても正しく実行できるようにするのは「動的再配置(ダイナミックリロケーション)」です。 エ: プログラムの実行中に必要となったモジュールをその都度補助記憶から主記憶へ読み込んで結合するのは「動的ロード/動的リンキング」です。

プログラム実行時の主記憶管理に関する記述として,適切なものはどれか。

出典令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問8
ア
主記憶の空き領域を結合して一つの連続した領域にすることを,可変区画方式という。
イ
プログラムが使用しなくなったヒープ領域を回収して再度使用可能にすることを,ガーベジコレクションという。
ウ
プログラムの実行中に主記憶内でモジュールの格納位置を移動させることを,動的リンキングという。
エ
プログラムの実行中に必要になった時点でモジュールをロードすることを,動的再配置という。