SaaSのアクセスコントロール監査

SaaS(Software as a Service)は、クラウド事業者がアプリケーションプログラムからインフラストラクチャ(OS、DBMS、サーバ、ネットワーク機器など)のすべてを管理・運用し、利用者はネットワーク経由でそのソフトウェア機能のみを利用するサービス形態です。 そのため、サービスを利用する企業(被監査企業)が自らの責任で管理・統制を行えるのは、提供されたソフトウェアを利用するための「アプリケーションの利用者ID(アカウント管理やアクセス権限設定)」のみとなります。したがって、自社のシステム監査人が直接コントロール状況を評価できるのもこの領域に限られます。 DBMSの管理者ID(ア)、サーバOSの利用者ID(ウ)、ストレージの管理者ID(エ)などは、すべてサービスを提供するクラウド事業者の管理責任範囲であるため、被監査企業の監査人が直接評価することはできません。

被監査企業が SaaS をサービス利用契約して業務を実施している場合、被監査企業のシステム監査人がSaaSの利用者環境から SaaS へのアクセスコントロールを評価できる対象のIDはどれか。

出典令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問25
ア
DBMSの管理者 ID
イ
アプリケーションの利用者 ID
ウ
サーバのOSの利用者 ID
エ
ストレージデバイスの管理者 ID