ホットスタンバイシステムにおけるハートビートとフェールオーバー

ホットスタンバイシステムでは、現用系と待機系の間でネットワーク経由で生存確認信号(ハートビートメッセージ/キープアライブ)を定期的に送受信しています。現用系からのメッセージが途絶えたとき、待機系が現用系の障害(ダウン)と判断し、待機系自身を現用系へ自動的に切り替えて業務処理を引き継ぎます(フェールオーバー)。 オペレーターによる手動操作を契機とするのはホットスタンバイの自動系切り替えの仕組みではなく手動切り替え運用の形態です。 処理残量の監視・増加はシステム過負荷の検知であり、障害による系切り替えではなくスケールアウト等の契機となります。 待機系から診断プログラムを現用系に都度ロードして実行させるような契機ではなく、定期的なハートビート通信の途絶監視によって高速かつ確実に障害を検知します。

ホットスタンバイシステムにおいて,現用系に障害が発生して待機系に切り替わる契機として,最も適切な例はどれか。

出典令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問13
ア
現用系から待機系ヘ定期的に送信され,現用系が動作中であることを示すメッセージが途切れたとき
イ
現用系の障害をオペレーターが認識し,コンソール操作を行ったとき
ウ
待機系が現用系にたまった処理の残量を定期的に監視していて,残量が一定量を上回ったとき
エ
待機系から現用系に定期的にロードされ実行される診断プログラムが,現用系の障害を検出したとき