半導体産業におけるファウンドリ企業のビジネスモデル

半導体産業において、自社で設計や製品ブランドを持たず、半導体チップの製造・加工プロセスのみを専門に受託・請負する企業を「ファウンドリ(Foundry)企業」と呼びます(台湾のTSMCなどが代表例)。世界中の多数の企業から製造を受託して工場の稼働率を極限まで高めることで、最新鋭の製造設備を維持し、規模の経済による低コスト・高品質な生産を実現しています。 これに対し、生産工場を持たずに設計や企画・マーケティングに特化する企業を「ファブレス(Fabless)企業」と呼びます。 工場を持たず生産を外部に委託して設備投資リスクを回避するのは「ファブレス企業」の特徴です。 自社製品の回路設計やマーケティングに経営資源を集中するのは「ファブレス企業」の特徴です。 自社ブランド製品の販売に注力するのは一般的な半導体メーカーやファブレス企業の特徴であり、受託生産を専業とするファウンドリの特徴ではありません。

半導体産業において,ファブレス企業と比較したファウンドリ企業のビジネスモデルの特徴として,適切なものはどれか。

出典令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問70
ア
工場での生産をアウトソーシングして,生産設備への投資を抑える。
イ
自社製品の設計,マーケティングに注力し,新市場を開拓する。
ウ
自社製品の販売に注力し,売上げを拡大する。
エ
複数の企業から生産だけを専門に請け負い,多くの製品を低コストで生産する。