配列によるリスト構造とポインタによるリスト構造の特徴

正解は「ア」です。正しい。配列で実現するリストの特徴です。配列を用いる場合は最大の要素数を格納できるだけのメモリ領域をあらかじめ確保する必要があります。1,000要素分確保しても実際の格納数が10要素程度だとすると、残りの990要素分のメモリ領域が無駄になってしまいます。 「リストの中間要素を参照するには,リストの先頭から順番に要素をたどっていくことから,要素数に比例した時間が必要となる。」は,本問の条件・定義には該当しません。 「リストの要素を格納する領域の他に,次の要素を指し示すための領域が別途必要となる。」は,本問の条件・定義には該当しません。 「リストへの挿入位置が分かる場合には,リストにある実際の要素数にかかわらず,要素の挿入を一定時間で行うことができる。」は,本問の条件・定義には該当しません。

リストには,配列で実現する場合とポインタで実現する場合とがある。リストを配列で実現した場合の特徴として,適切なものはどれか。ここで,配列を用いたリストは配列に要素を連続して格納することによってリストを構成し,ポインタを用いたリストは要素と次の要素へのポインタを用いることによってリストを構成するものとする。

出典令和4年度 春期 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ
ア
リストにある実際の要素数にかかわらず,リストに入れられる要素の最大個数に対応した領域を確保し,実際には使用されない領域が発生する可能性がある。
イ
リストの中間要素を参照するには,リストの先頭から順番に要素をたどっていくことから,要素数に比例した時間が必要となる。
ウ
リストの要素を格納する領域の他に,次の要素を指し示すための領域が別途必要となる。
エ
リストへの挿入位置が分かる場合には,リストにある実際の要素数にかかわらず,要素の挿入を一定時間で行うことができる。