ホストに設定可能な有効なIPv4ユニキャストアドレス
IPv4 ネットワークにおいて、一般的なコンピュータや機器のホストインタフェースに割り当て可能なユニキャスト IP アドレスは、特殊用途アドレス(ループバックアドレス、マルチキャストアドレス等)や、各サブネットの「ネットワークアドレス(ホスト部がすべて0)」および「ブロードキャストアドレス(ホスト部がすべて1)」以外のものです。 イの $172.16.10.255/16$ は、プレフィックス長が `/16` であるため、上位16ビット($172.16$)がネットワーク部、下位16ビット(第3・第4オクテットの $10.255$)がホスト部となります。ホスト部のビットパターンはすべて0でもすべて1でもないため、通常の有効なホスト IP アドレスとして割り当て可能です。第4オクテットが 255 であっても、`/16` などのサブネット環境では末尾255の有効なホストアドレスが存在し得る点に注意が必要です。したがって、イが正解です。 $127.16.10.255/8$ は、先頭が 127 で始まる $127.0.0.0/8$ のループバックアドレスブロック(自端末内部の通信用)に属するため、外部ホストのインタフェースアドレスとして設定・利用することはできません。 $192.168.255.255/24$ は、プレフィックス長が `/24` であるため、サブネット $192.168.255.0/24$ におけるホスト部(第4オクテット)がすべて1のブロードキャストアドレス(ダイレクトブロードキャスト)に該当し、個別ホストのアドレスとしては使用できません。 $224.168.10.255/8$ は、先頭が $224 \sim 239$ の範囲にあるクラス D(マルチキャスト用アドレス: $224.0.0.0/4$)に属するため、個別ホストのユニキャスト IP アドレスとして割り当てることはできません。
IPv4とIPv6
ユニキャスト・マルチキャスト・ブロードキャスト
ネットワークを構成するホストのIPアドレスとして用いることができるものはどれか。
出典
令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
ア
127.16.10.255/8
イ
172.16.10.255/16
ウ
192.168.255.255/24
エ
224.168.10.255/8
【正解・解説】ホストに設定可能な有効なIPv4ユニキャストアドレス|令和4春 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ | IT資格ラボ