デジタル証拠の保全と分析を行うデジタルフォレンジックス

デジタルフォレンジックス(Digital Forensics / ディジタル鑑識)とは、サイバー攻撃、情報漏洩、不正アクセスなどのセキュリティインシデントや犯罪行為が発生した際に、原因究明や法的責任の追及を目的として、電子的記録(ハードディスク、SSD、揮発性メモリ、ネットワークログ等)を証拠性を損なわないよう厳格に保全(イメージ取得・ハッシュ値記録等)し、詳細な調査・分析を行って裁判や公的機関への提出に耐え得る証拠資料を取りまとめる一連の科学的技術および法的手続きのことです。したがって、エが正解です。 デジタル画像や音声データなどに著作権者情報や利用許諾情報を識別不能な形で埋め込む技術は「電子透かし(デジタルウォーターマーク)」です。 システムのセキュリティ上の弱点(脆弱性)を発見するために、専門家が実際の攻撃手法を用いて侵入や攻撃を試みるテストは「ペネトレーションテスト(侵入テスト)」です。 人間の心理的隙、親切心、話術、盗み聞きなどを利用してパスワードや機密情報を騙し取る手法は「ソーシャルエンジニアリング」です。

デジタルフォレンジックスに該当するものはどれか。

出典令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
画像,音楽などのデジタルコンテンツに著作権者などの情報を埋め込む。
コンピュータやネットワークのセキュリティ上の弱点を発見するテストとして,システムを実際に攻撃して侵入を試みる。
巧みな話術,盗み聞き,盗み見などの手段によって,ネットワークの管理者,利用者などから,パスワードなどのセキュリティ上重要な情報を入手する。
犯罪に関する証拠となり得るデータを保全し,調査,分析,その後の訴訟などに備える。