内部アドレスを隠蔽するNAPTの効果

NAPT は,内部端末のアドレスとポート番号を外部のものへ対応付けます。外部に内部端末のアドレスが直接現れず,対応関係のない外部からの通信を内部端末へ届けにくくします。ただし,これだけで全ての攻撃を防止できるわけではありません。 公開Webサーバの脆弱性を使う攻撃をNAPTだけで防げるわけではありません。 侵入を検知して遮断するのはIPSなどの役割です。 特定のWebサービスの利用制限はURLフィルタリングやアプリケーション制御などの役割です。

インターネットとの接続において,ファイアウォールの NAPT 機能によるセキュリティ上の効果はどれか。

出典令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問20
ア
DMZ 上にある公開 Web サーバの脆弱性を悪用する攻撃を防御できる。
イ
インターネットから内部ネットワークへの侵入を検知し,検知後の通信を遮断できる。
ウ
インターネット上の特定の Web サービスを利用する HTTP 通信を検知し,遮断できる。
エ
内部ネットワークからインターネットにアクセスする利用者 PC について,インターネットからの不正アクセスを困難にすることができる。