アプリケーションと同じプロセスで動くデータベース

インプロセスデータベース は,データベースエンジンをライブラリとしてアプリケーションに組み込み,同じプロセスのメモリ空間で動作させる方式です。別のDBサーバへの通信を省けるため,組込み機器で通信負荷や資源消費を抑える設計に使えます。 ソケットを介してDBサーバと通信する方式では,別プロセスとの通信が発生します。 全データをメモリに置く特性はインメモリデータベースです。同一プロセスで動くかという区分とは独立しています。 ファイル入出力APIによるテーブルファイルの直接操作だけでは,DBエンジンを組み込む方式を説明していません。

組込みシステムで DBMS を用いるときには,通信のオーバヘッド,通信負荷の発生を防ぐこと,必要なメモリ容量をリソース制限内に抑えることなどを目的として,インプロセスデータベースを用いることがある。このインプロセスデータベースの説明として,適切なものはどれか。

出典令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問4
ア
クライアントサーバ形式のクライアントとなるアプリケーションプログラムとソケットを介して通信し,SQL を用いて処理を記述する。
イ
データベースエンジンはライブラリ形式で提供され,アプリケーションプログラムとリンクされて同一メモリ空間で動作する。
ウ
データベースの全体をメモリ上に配置して,データベース処理を高速化する。
エ
一つのテーブルを一つのファイルで管理し,アプリケーションプログラムからはファイル入出力の API で操作する。