ダイナミック・ケイパビリティ(企業変革力)の定義

デイヴィッド・J・ティースが提唱したダイナミック・ケイパビリティ(Dynamic Capabilities)は、急速に変化する不確実な市場環境の中で、外部の機会や脅威を感知(Sensing)し、ビジネスモデルや資産を捕捉・投入(Seizing)し、既存の組織構造や経営資源を変容・再構成(Transforming)することで、持続的な競争優位を築く企業の変革能力です。 定常的な通常ケイパビリティ(Ordinary Capabilities)の説明です。 フォロワー戦略における模倣能力の説明です。 伝統的な官僚制組織(ビューロクラシー)の業務遂行能力の説明です。

D.J.ティースが提唱したダイナミック・ケイパビリティの説明として、適切なものはどれか。

出典令和4年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問6
ア
環境の変化がない状況のもと、経営資源を効率的に活用し、既存の業務システムを用いて利益を最大化する能力
イ
環境の変化を感知し、機会を捉え、組織内外の資源を再編成することによって、変革を行い、持続的競争優位を確立する能力
ウ
既存の競争枠組みの中でフォロワの地位を長期的に維持するために、リーダの戦略や製品の特徴・価格を模倣する能力
エ
専門分化した大規模な組織において、上意下達の指揮命令の下、各自が担当する業務を所定の規則に従って遂行する能力