スコープマネジメントの失敗事例(成果物の範囲・作業の範囲)を見分ける

スコープマネジメントの失敗事例 について, スコープ管理は、作る機能の範囲(成果物スコープ)と、実施すべき作業(作業スコープ)を明確にして漏れを防ぐ管理です。cは機能の範囲を決めないまま開始しており成果物スコープの失敗、dは実施作業が計画から欠落しており作業スコープ(WBSなど)の失敗です。aはコスト管理、bはスケジュール管理の失敗であり、スコープ管理の失敗には当たりません。 ア: aは人件費見積りが小さいことによる予算超過なのでコストマネジメントの失敗です。bは期間設定が短いことによる未達なのでスケジュールマネジメントの失敗です。どちらもスコープマネジメントの失敗ではありません。 イ: bはスケジュールマネジメントの失敗です。cはスコープマネジメントの失敗ですが、スコープの失敗事例だけになっていないため誤りです。 ウ: bはスケジュールマネジメントの失敗です。dはスコープマネジメントの失敗ですが、スコープの失敗事例だけになっていないため誤りです。

システム開発のプロジェクトマネジメントに関する記述a~dのうち,スコープのマネジメントの失敗事例だけを全て挙げたものはどれか。

a 開発に必要な人件費を過少に見積もったので,予算を超過した。

b 開発の作業に必要な期間を短く設定したので,予定期間で開発を完了させることができなかった。

c 作成する機能の範囲をあらかじめ決めずにプロジェクトを開始したので,開発期間を超過した。

d プロジェクトで実施すべき作業が幾つか計画から欠落していたので,システムを完成できなかった。

出典令和5年度 ITパスポート試験 公開問題 問54
ア
a,b
イ
b,c
ウ
b,d
エ
c,d