アクティブ−スタンバイ構成の2台のサーバから成るシステムの稼働率

各サーバの MTBF は 99 時間であり,運用中に障害が発生した場合は,スタンバイ機へのフェールオーバーに要する 2 時間のみシステムが停止します(二重障害は発生しないため,フェールオーバー完了後はスタンバイ機で処理が継続されます)。 したがって,1 回の障害発生サイクルにおいて,システムが正常に稼働している平均時間は 99 時間,停止している平均時間は 2 時間となります。 システムの稼働率は次のように計算されます。 $$\text{稼働率} = \frac{\text{MTBF}}{\text{MTBF} + \text{停止時間}} = \frac{99}{99 + 2} = \frac{99}{101} \approx 0.9802$$ したがって,稼働率はおよそ 0.98 であり,正解はエとなります。 修理(MTTR 10時間)の間は待機系が処理を引き継いでいるので、システムは止まりません。MTTR を使って $99\div(99+10)\fallingdotseq0.91$(ウ)とするのは、1台構成の場合の稼働率です。

アクティブ−スタンバイ構成の 2 台のサーバから成るシステムがある。各サーバの MTBF は 99 時間,MTTR は 10 時間,フェールオーバーに要する時間は 2 時間であるとき,このシステムの稼働率はおよそ幾らか。ここで,二重に障害は発生しないものとする。

出典令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問15
ア
0.82
イ
0.89
ウ
0.91
エ
0.98