多変量解析における主成分分析の説明

主成分分析(PCA: Principal Component Analysis)は,多数の相関のある量的変数から互いに直交(無相関)する少数の合成変数(主成分)を合成し,情報の損失を最小限に抑えながらデータの次元を削減(変数の数を減らす)する多変量解析手法です。したがって正解はエとなります。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 因子分析の説明です。観測された複数の変数の背後に潜む共通の要因(潜在変数・因子)を見つけ出します。 回帰分析(単回帰分析・重回帰分析)の説明です。ある変数(目的変数)の値をほかの変数(説明変数)から予測・説明します。 クラスター分析の説明です。データ間の類似度や距離に基づいて,対象をいくつかのグループ(クラスター)に分類します。

複数の変数をもつデータに対する分析手法の記述のうち,主成分分析はどれか。

出典令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問2
ア
変数に共通して影響を与える新たな変数を計算して,データの背後にある構造を取得する方法
イ
変数の値からほかの変数の値を予測して,データがもつ変数間の関連性を確認する方法
ウ
変数の値が互いに類似するものを集めることによって,データを分類する方法
エ
変数を統合した新たな変数を使用して,データがもつ変数の数を減らす方法