NAPTルータが応答パケットで書き換えるヘッダーのフィールド

NAPT(Network Address Port Translation: IP マスカレード)は,プライベート IP アドレスとグローバル IP アドレスを,ポート番号の変換と組み合わせて相互に変換する技術です。 PC から Web サーバへの要求パケットでは,送信元 IP アドレス(PC のプライベート IP)がルータのグローバル IP アドレスに,送信元ポート番号がルータによって割り当てられた変換ポート番号に書き換えられます。 Web サーバから返送されてくる「応答パケット」は,宛先 IP アドレスがルータのグローバル IP アドレス,宛先ポート番号が変換ポート番号となっています。 したがって,ルータが PC へ応答パケットを転送する際,変換テーブルを参照して「宛先 IP アドレス(PC のプライベート IP へ)」と「宛先ポート番号(PC の元ポート番号へ)」の 2 つを書き換えます(送信元情報である Web サーバの IP とポート番号は変更しません)。 よって書き換えられるフィールドは「宛先 IP アドレス」と「宛先ポート番号」であり,正解はイとなります。

プライベート IP アドレスを割り当てられた PC が NAPT(IP マスカレード)機能をもつルータを経由して,インターネット上の Web サーバにアクセスしている。Web サーバから PC への応答パケットに含まれるヘッダー情報のうち,このルータで書き換えられるフィールドの組合せとして,適切なものはどれか。ここで,表中の ○ はフィールドの情報が書き換えられることを表す。

出典令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問32

宛先 IP アドレス

送信元 IP アドレス

宛先ポート番号

送信元ポート番号

ア

○

○

イ

○

○

ウ

○

○

エ

○

○