アジャイルソフトウェア開発宣言における4つの価値

アジャイルソフトウェア開発宣言(Manifesto for Agile Software Development)では,以下の 4 つの価値が定義されています。 プロセスやツールよりも「個人と対話」を 包括的なドキュメントよりも「動くソフトウェア」を 契約交渉よりも「顧客との協調」を 計画に従うことよりも「変化への対応」を 宣言の結びには「すなわち,左側のことがらに価値があることを認めながらも,私たちは右側のことがらにより価値をおく。」(※日本語訳の文脈では重視される 4 項目)と明記されており,より価値をおく対象は【個人と対話,動くソフトウェア,顧客との協調,変化への対応】の 4 点です。したがって正解はアとなります。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 「包括的なドキュメント」や「計画に従うこと」は従来の価値であり,アジャイル宣言においてより価値をおく対象ではありません。 「プロセスやツール」や「契約交渉」が含まれているため不適切です。 すべて従来の計画主導型開発で重視されていた項目であり,アジャイル宣言でより高い価値をおく対象ではありません。

アジャイルソフトウェア開発宣言では,“あることがらに価値があることを認めながらも別のことがらにより価値をおく”としている。“別のことがら”に該当するものの組合せはどれか。

出典令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問49
ア
個人と対話,動くソフトウェア,顧客との協調,変化への対応
イ
個人と対話,包括的なドキュメント,顧客との協調,計画に従うこと
ウ
プロセスやツール,動くソフトウェア,契約交渉,変化への対応
エ
プロセスやツール,包括的なドキュメント,契約交渉,計画に従うこと