フィードラーのコンティンジェンシー理論(状況適合理論)

F. E. フィードラー(Fred E. Fiedler)が提唱した「コンティンジェンシー理論(状況適合理論)」は,あらゆる状況に通用する唯一普遍の優れたリーダーシップ像を否定し,リーダーシップの有効性は「リーダー自身の特性(パーソナリティ: タスク志向か人間関係志向か)」と「状況の好ましさ(状況要因: リーダーと部下の関係の良好さ,職務構造の明確さ,リーダーの職位権限の強さ)」との適合関係によって決まると主張しました。 したがって,リーダーのパーソナリティと状況の統制力・影響力への依存性に焦点を当てたエが正解です。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 リーダーシップ特性論(偉人説)の説明です。 三隅二不二が提唱した PM 理論(Performance: 目標達成,Maintenance: 集団維持)の説明です。 ハーシィとブランチャードが提唱した SL 理論(Situational Leadership: 状況対応型リーダーシップ)の説明です。

リーダーシップ論のうち,F. E. フィードラーが提唱するコンティンジェンシー理論の特徴はどれか。

出典令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問75
ア
優れたリーダーシップを発揮する,リーダー個人がもつ性格,知性,外観などの個人的資質の分析に焦点を当てている。
イ
リーダーシップのスタイルについて,目標達成能力と集団維持能力の二つの次元に焦点を当てている。
ウ
リーダーシップの有効性は,部下の成熟度(自律性)という状況要因に依存するとしている。
エ
リーダーシップの有効性は,リーダーがもつパーソナリティと,リーダーがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしている。