並行実行トランザクションの直列化可能性

複数のトランザクションを並行実行(インターリーブ)した結果が、それらのトランザクションを何らかの順序で1つずつ順番に直列実行(シリアル実行:T1完了後にT2、またはT2完了後にT1)したときの結果と等しくなる性質を「直列化可能性(Serializability)」と呼びます。直列化可能性は、並行実行制御においてデータの一貫性を保証するための最も基本的な理論基準です。 一貫性(Consistency)は、トランザクションの実行前後でデータベースの明示的・暗黙的な整合性制約が保たれている性質(ACIDのC)です。 原子性(Atomicity)は、トランザクション内の処理が「すべて実行されるか、すべて取り消されるか」の全か無かの性質(ACIDのA)です。 耐久性(Durability)は、正常にコミットされたトランザクションの更新結果は、その後の障害によっても失われない性質(ACIDのD)です。

二つのトランザクション T1T_1 と T2T_2 を並列に実行した結果が,T1T_1 の完了後に T2T_2 を実行した結果,又は T2T_2 の完了後に T1T_1 を実行した結果と等しい場合,このトランザクションスケジュールの性質を何と呼ぶか。

出典令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17
ア
一貫性
イ
原子性
ウ
耐久性
エ
直列化可能性