IMU(慣性計測装置)による頭部トラッキングと傾き検出

IMU(Inertial Measurement Unit: 慣性計測装置) は、3軸の 加速度センサー (直線運動・重力方向の検出)と3軸の ジャイロセンサー(角速度センサー) (回転運動の検出)を統合したセンサモジュールです。 VRゴーグルやARスマートグラスなどのヘッドマウントディスプレイ(HMD)において、利用者の頭部の3次元的な 向き、傾き、および回転動作(ピッチ・ロール・ヨーの3自由度/6自由度トラッキング)を低遅延・高精度にリアルタイム検出 し、視界の映像を頭部の動きと同期させるために用いられます。したがって、正解は イ です。 ア: ディスプレイへの押圧力を測定するのは「圧力センサー/タッチセンサ」です。 ウ: 周囲の物体や部屋の形状を空間認識するのは「外部カメラ」や「LiDAR」「空間トラッキングセンサ」です。 エ: 物体までの距離を測定するのは「超音波センサー」や「ToF(Time-of-Flight)センサー」です。

ヘッドマウントディスプレイなどで利用されている IMU(Inertial Measurement Unit)の説明として,適切なものはどれか。

出典令和5年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24
ア
圧力センサーを用いて,ディスプレイに掛かる力を検出する。
イ
加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いて,向きや傾きを検出する。
ウ
カメラを用いて,部屋の中にある物体の存在を検出する。
エ
超音波センサーを用いて,物体までの距離を計測する。