FWのフィルタリングルール変更

変更前と変更後の通信経路(誰がどこを通るか)を整理して考えます。 ・ 変更前のネットワーク : DBサーバはDMZに配置されています。内部ネットワークにいる「運用管理PC」から「DBサーバ」へSSH接続(条件3)を行うためには、通信が FW(ファイアウォール)を通過する必要があります。そのため、FW上には「送信元:運用管理PC、宛先:DBサーバ、サービス:SSH、制御:許可」というルールが設定されていました。 ・ 変更後のネットワーク : DBサーバがDMZから内部ネットワークへと移動します。これにより、同じ内部ネットワーク内にいる「運用管理PC」から「DBサーバ」へのSSH通信は、L3SWのルーティングのみで完結し、FWを経由しなくなります。したがって、FW上の当該ルールは不要となるため、「削除」することが適切です。 各選択肢の解説: ア:インターネットからWebAPサーバへのHTTPS通信は引き続き必要なので削除しません。 ウ:WebAPサーバからDBサーバへの接続は「ODBC」であり(条件2)、「SSH」は運用管理PCのみ(条件3)許可されるため不適切です。 エ:インターネットから直接DBへのODBC通信は許可しません。

セキュリティ対策として、次の条件の下でデータベース (DB) サーバをDMZから内部ネットワークに移動するような次のネットワーク構成の変更を計画している。このとき、ステートフルパケットフィルタリング型のファイアウォール (FW) において、必要となるフィルタリングルールの変更のうちの一つはどれか。

[条件]

(1) Web アプリケーション (WebAP) サーバを、インターネットに公開し、HTTPSでアクセスできるようにする。

(2) WebAP サーバ上のプログラムだけが DB サーバ上のDB に接続でき、ODBC (Open Database Connectivity) を使用して特定のポート間で通信する。

(3) SSHを使用して各サーバに接続できるのは、運用管理PCだけである。

(4) フィルタリングルールは、必要な通信だけを許可する設定にする。

[ネットワーク構成の変更]

問題画像
出典令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問17

ルールの変更種別

ルール

送信元

宛先

サービス

制御

ア

削除

インターネット

WebAPサーバ

HTTPS

許可

イ

削除

運用管理PC

変更前のDBサーバ

SSH

許可

ウ

追加

WebAPIサーバ

変更後のDBサーバ

SSH

許可

エ

追加

インターネット

WebAPサーバ

ODBC

許可