フォールトトレラントシステムの構成と高信頼化技術

フォールトトレランス(Fault Tolerance:耐障害性)は、システムの主要部品を多重化(冗長化)し、一部に障害や故障が発生してもシステム全体をダウンさせずに正常な運用を継続できるようにする設計技術です。 構成部品の高品質化や信頼性向上によって故障自体の発生を防ぐ技術は「フォールトアボイダンス(Fault Avoidance)」です。フェールセーフは、障害時に安全を最優先して安全側に動作を制御・停止させる思想です。 フェールソフトは、障害が発生した際に重要度の低い機能を切り離し、性能や機能を縮小してでも最低限の運用を継続する「縮退運転(フェールソフト運用)」の技術です。 故障が発生しても運用を継続できるようにする技術は「フォールトトレランス」です。フォールトアボイダンスは故障そのものを回避・未然防止する技術です。

コンピュータシステムの信頼性を高める技術に関する記述として,適切なものはどれか。

出典令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問15
ア
フェールセーフは,構成部品の信頼性を高めて,故障が起きないようにする技術である。
イ
フェールソフトは,ソフトウェアに起因するシステムフォールトに対処するための技術である。
ウ
フォールトアボイダンスは,構成部品に故障が発生しても運用を継続できるようにする技術である。
エ
フォールトトレランスは,システムを構成する重要部品を多重化して,故障に備える技術である。