イーサネットフレームにおける宛先アドレスの送出順序

TCP/IPネットワークにおけるデータ送信では、上位層から下位層へとヘッダーが付加されるカプセル化が行われ、物理回線には最も外側(先頭)のヘッダーから順に送出されます。 1. データリンク層(イーサネット):フレームの最先頭に「宛先MACアドレス」が配置されます。 2. ネットワーク層(IP):イーサネットのデータ部に格納されたIPヘッダー内に「宛先IPアドレス」が配置されます。 3. トランスポート層(TCP):IPパケットのデータ部に格納されたTCPヘッダー内に「宛先ポート番号」が配置されます。 したがって、送出される宛先情報の順序は「宛先MACアドレス $\to$ 宛先IPアドレス $\to$ 宛先ポート番号」となります。 ネットワーク層の宛先IPアドレスをデータリンク層の宛先MACアドレスよりも先に配置することはできません。 カプセル化の順序(データリンク層 $\to$ ネットワーク層 $\to$ トランスポート層)と逆転しています。 トランスポート層の宛先ポート番号がネットワーク層の宛先IPアドレスより前に送出されることはありません。

1個のTCPパケットをイーサネットに送出したとき,イーサネットフレームに含まれる宛先情報の,送出順序はどれか。

出典令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問33
ア
宛先IPアドレス,宛先MACアドレス,宛先ポート番号
イ
宛先IPアドレス,宛先ポート番号,宛先MACアドレス
ウ
宛先MACアドレス,宛先IPアドレス,宛先ポート番号
エ
宛先MACアドレス,宛先ポート番号,宛先IPアドレス