サブミッションポートの目的

サブミッションポート(TCP 587番ポート)は、ユーザーのメールソフト(MUA)からメールサーバ(MTA)へメールを送信(投稿)する専用のポートです。 従来のSMTPポート(25番)はサーバ間のメール転送と混在して利用されており、認証機能が必須ではありませんでしたが、サブミッションポートは通常 SMTP-AUTH (ユーザ認証)と組み合わせて運用されます。これにより、認証を通過した正規のユーザからのみメール送信を受け付けるようにし、スパム業者が外部から勝手にメールサーバを踏み台にしてスパムメールを送信することを防止します。 「DNSサーバにSPFレコードを問い合わせる」のは送信元ドメイン認証の仕組み(SPF)です。 「デジタル署名を検証する」のはDKIMなどの仕組みです。 「POP before SMTPを使用する」のは認証方式の一つですが、現在は非推奨であり、サブミッションポート導入の直接的な目的ではありません。

スパムメール対策として、サブミッションポート (ポート番号 587) を導入する目的はどれか。

出典令和5年度 春期 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ 問14
ア
DNS サーバにSPF レコードを問い合わせる。
イ
DNS サーバに登録されている公開鍵を使用して、デジタル署名を検証する。
ウ
POP before SMTP を使用して、メール送信者を認証する。
エ
SMTP-AUTH を使用して、メール送信者を認証する。