認証VLANの目的

本問題の最大のポイントは「フリーアドレス制を取っている(日によって接続する物理ポートが異なる)」という点です。 ポートベースで固定のVLANを割り当てる「スタティックVLAN」では、移動するたびにスイッチの設定を変更しなければならず現実的ではありません。 そこで、IEEE 802.1X認証やMACアドレス認証などを用いた「 認証VLAN(ダイナミックVLAN) 」を利用します。認証VLANを導入すれば、PCやユーザーの認証情報をもとに、接続した物理ポートに関わらず動的に所属すべきVLAN(特定のIPセグメント)を割り当てることができるため、フリーアドレス環境でも適切にアクセス制御を行えます。

次に示すような組織の業務環境において、特定のIP セグメントのIPアドレスを幹部のPCに動的に割り当て、一部のサーバへのアクセスをそのIP セグメントからだけ許可することによって、幹部の PC だけが当該サーバにアクセスできるようにしたい。利用するセキュリティ技術として、適切なものはどれか。

〔組織の業務環境〕

  • 業務ではサーバにアクセスする。サーバは、組織の内部ネットワークからだけアクセスできる。

  • 幹部及び一般従業員は同一フロアで業務を行っており、日によって席が異なるフリーアドレス制を取っている。

  • 各席には有線LAN ポートが設置されており、PCを接続して組織の内部ネットワークに接続する。

  • ネットワークスイッチ1台に全てのPCとサーバが接続される。

出典令和5年度 春期 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ 問15
ア
IDS
イ
IPマスカレード
ウ
スタティック VLAN
エ
認証 VLAN