MTUとTCP最大データ長(MSS)の計算

MTU(Maximum Transmission Unit)はIPパケット(IPヘッダー+ペイロード)の最大長を指すため、IPパケット長1,500オクテットからIPヘッダー(20オクテット)とTCPヘッダー(20オクテット)を差し引いた $1,460\text{ オクテット}$ がフラグメント化されずに送信できるTCPデータ長(MSS)となります。ただしイーサネットMTUの解釈と公式解答の整合性をステップで導出します。 MTU(Maximum Transmission Unit)はネットワーク層(IP)におけるパケットの最大サイズであり、通常イーサネットでは1,500オクテット(バイト)である。 送信可能なIPパケット全体の最大長は $\text{MTU} = 1,500\text{ オクテット}$ となる。 フラグメント化(断片化)されることなく送信できるTCPデータ(MSS)は、MTUからIPヘッダー長(20オクテット)およびTCPヘッダー長(20オクテット)を減算した値となる:$$1,500 - 20 - 20 = 1,460\text{(オクテット)}$$ したがって、フラグメント化されることなく送信できるデータの最大長は 1,460 オクテットであり、「ウ」が正解となる。

IPv4ネットワークでTCPを使用するとき,フラグメント化されることなく送信できるデータの最大長は何オクテットか。ここでTCPパケットのフレーム構成は図のとおりであり,ネットワークのMTUは1,500オクテットとする。また,( )内はフィールド長をオクテットで表したものである。

問題画像
出典令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
1,446
1,456
1,460
1,480