Webアプリケーションサーバの可用性とスケールアウト

Web アプリケーションサーバ群において,セッション情報(ユーザーのログイン状態や処理中のデータ)を共有データベースやインメモリキャッシュ(Redis 等)で共有するクラスタ構成をとっている場合,ある 1 台のノードに障害が発生しても,ロードバランサが自動的に他の健全なノードへ通信を振り分け,セッション情報をもとにトランザクションやサービスを中断することなく継続できます。したがって正解はエとなります。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 コールドスタンバイ構成では待機系サーバは停止しており,障害発生後に手動またはスクリプトで起動・切り替えを行うため,サービスは一時中断します。 コールドスタンバイ構成では待機系が起動するまでの間サービスが中断し,障害発生直前の処理中トランザクションも失われるため継続できません。 セッションを共有しないクラスタ構成の場合,障害ノード以外のノードが稼働しているためシステム全体としてのサービスは継続できますが,障害ノード上で処理中だったセッションやトランザクションは失われます。

Web アプリケーションサーバの信頼性に関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12
ア
コールドスタンバイ構成で稼働しているサーバに障害が発生した場合,サービスは中断しないが,トランザクションは継続できない。
イ
コールドスタンバイ構成で稼働しているサーバに障害が発生した場合,サービスは中断するが,トランザクションは継続できる。
ウ
セッションを共有しないクラスタ構成で 1 台のサーバに障害が発生した場合,サービスは継続できないが,トランザクションは継続できる。
エ
セッションを共有するクラスタ構成で 1 台のサーバに障害が発生した場合,サービス及びトランザクションは継続できる。