データ伝送における最低必要回線速度の計算

データ量をビットに換算し,回線の伝送効率を考慮して必要な回線速度を算出します。 1. 1Mバイトのビット数($1\text{ バイト} = 8\text{ ビット}$): $$1\text{Mバイト} = 8\text{Mビット}$$ 2. 5秒以内に送信するために必要な実効伝送速度: $$\frac{8\text{Mビット}}{5\text{秒}} = 1.6\text{Mビット/秒}$$ 3. 回線の伝送効率が $60\% = 0.6$ であるため,必要な公称回線速度 $C$ は: $$C \times 0.6 \ge 1.6\text{Mビット/秒}$$ $$C \ge \frac{1.6}{0.6} = \frac{8}{3} \approx 2.67\text{Mビット/秒}$$ 選択肢の回線サービスの中で,2.67Mビット/秒以上を満たす最低速度のものは $4\text{Mビット/秒}$ の回線サービスです。したがって正解はウとなります。 回線サービス 実効速度(60%) 1Mバイト(8Mビット)の送信時間 5秒以内 1Mビット/秒 0.6Mビット/秒 約13.3秒 × 2Mビット/秒 1.2Mビット/秒 約6.7秒 × 4Mビット/秒 2.4Mビット/秒 約3.3秒 ○(最低速度) 10Mビット/秒 6Mビット/秒 約1.3秒 ○

1M バイトのデータの送信を 5 秒以内に行うための,最低速度の回線サービスはどれか。ここで,伝送制御のための情報は考慮しないこととし,回線の伝送効率は 60% とする。

出典令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問32
ア
1M ビット/秒の回線サービス
イ
2M ビット/秒の回線サービス
ウ
4M ビット/秒の回線サービス
エ
10M ビット/秒の回線サービス