先進運転支援システム(ADAS)におけるミリ波レーダーの特徴

可視光カメラは,人間の目と同様に可視光を受光して画像を取得するため,夜間や雨・霧などの悪天候,逆光などの影響を受けやすいものの,色や形状の識別能力が高く,交通標識の文字・記号の認識や車線の検出,信号機の灯色認識などに用いられます。したがって正解はアとなります。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 超音波センサー(ソナー)は近距離(数メートル程度)の障害物検知に用いられ,測定可能距離は短いです(500m も届きません)。 ミリ波レーダーは電波を用いるため雨や霧などの天候の影響を受けにくい利点がありますが,色(信号機の灯色など)を識別することはできません。 レーザーレーダー(LiDAR)は光(近赤外線パルス)を照射して反射を捉えるため,建物の陰など直接見通せない物体の検知はできません。

自動車の先進運転支援システムで使用されるセンサーの説明のうち,適切なものはどれか。

出典令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問4
ア
可視光カメラは,天候などの影響を受けやすいが,交通標識の認識に使用できる。
イ
超音波センサーは,天候などの影響を受けやすいが,測定可能距離が 500 メートル以上と長い。
ウ
ミリ波レーダーは,天候などの影響を受けにくく,交通信号機の灯色の判別に使用できる。
エ
レーザーレーダーは,天候などの影響を受けにくく,建物の後ろにある物体を検知できる。