目標復旧時点(RPO)の定義とデータ損失許容時間

各目標復旧指標の定義は以下のとおりです: RTO(Recovery Time Objective: 目標復旧時間):サービス中断からどのくらいの時間以内にサービスを再開するかという時間的目標(例: 1日以内,1時間以内)。 RPO(Recovery Point Objective: 目標復旧時点):過去のどの時点の状態までデータを復旧・復元させるかというデータ鮮度の目標(例: 中断する1時間前の状態)。 RLO(Recovery Level Objective: 目標復旧レベル):サービス再開時にどの程度の水準・機能・処理能力で復旧させるかという業務レベルの目標(例: 重要なサービスに限定,50%以上の能力)。 エの「サービスの中断から 1 日以内に(RTO),中断したサービスのうちの重要なサービスに限定して(RLO)サービスを復旧する」は,RTO と RLO を定めた適切な例です。したがって正解はエとなります。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 「3時間前の時点の状態にデータを復旧(RPO)」と「利用者の50%以上にサービス提供(RLO)」を定めた例です。 「直前の状態にデータを復旧(RPO)」を定めた例です。 「1時間以内に復旧(RTO)」と「中断する1時間前の時点の状態にデータを復旧(RPO)」を定めた例です。

サービスマネジメントにおいて,中断したサービスを復旧させるときの目標を定めた指標に,RTO(目標復旧時間),RPO(目標復旧時点)及び RLO(目標復旧レベル)がある。RTO と RLO とを定めた例として,適切なものはどれか。

出典令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55
ア
サービスが中断する 3 時間前の時点の状態にデータを復旧し,利用者の 50%以上にサービスを提供できるようにする。
イ
サービスが中断する直前の状態にデータを復旧し,当日のサービス終了時刻をサービスが中断していた時間だけ延長する。
ウ
サービスの中断から 1 時間以内に,中断する 1 時間前の時点の状態にデータを復旧する。
エ
サービスの中断から 1 日以内に,中断したサービスのうちの重要なサービスに限定してサービスを復旧する。