RAID5+0の特徴

RAID5+0(RAID50)は、パリティ付きストライピングである RAID5 を複数組作成し、それらをさらにストライピング(RAID0)で束ねた構成です。複数のRAID5グループにデータを分散して並行アクセスできるため、一組のRAID5の転送速度に比べて転送速度を高速化できます。 RAID5+0 では各組ごとに1台分のパリティ領域が必要となるため、組数を $m$ とすると全体で $m$ 台分の容量がパリティに消費され、全体の台数より1台少ないわけではありません。 同一のRAID5グループ内で2台同時に故障するとデータが復旧できなくなるため、故障台数が全体の半分までなら復旧できるわけではありません。 RAID5は1組あたり最小3台必要なため、2組で構成するRAID5+0には最小でも $3 \times 2 = 6$ 台のHDDが必要です(5台では構成できません)。

複数組のRAID5をストライピング動作させることによって,一組のRAID5と比べて性能を改善させたものをRAID5+0と呼ぶ。このRAID5+0を一組のRAID5と比較した記述として,適切なものはどれか。

出典令和6年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22
ア
RAID5+0の実効容量は一組のRAID5と同様に,全体のHDD台数より1台少ない台数分になる。
イ
RAID5+0の耐障害性は一組のRAID5よりも高く,故障台数が全体のHDD台数の半分までならデータを復旧できる。
ウ
一組のRAID5には最小3台,二組のRAID5には最小6台のHDDが必要だが,二組のRAID5をストライピング動作させるRAID5+0にすれば最小5台のHDDでシステムを構成できる。
エ
一組のRAID5の転送速度に比べて,複数組のRAID5をストライピング動作させたRAID5+0は転送速度を高速にできる。