トランスポート層プロトコル(TCP)の高信頼性機能(確認応答と再送制御)

TCP(Transmission Control Protocol) は、コネクション型の通信を行い、高い信頼性を提供するトランスポート層のプロトコルです。送信側は送信したセグメントに対して受信側から一定時間内に確認応答(ACK)が返らない場合、パケット損失や破損が発生したと判断して自動的に 再送処理(Timeout Retransmission / Fast Retransmit) を実行し、データの到達性を保証します。したがって、正解は ウ です。 ア: TCPはOSI基本参照モデルの「トランスポート層(第4層)」のプロトコルです。ネットワーク層(第3層)はIPなどです。 イ: TCPにおけるスライディングウィンドウ制御の単位は「バイト」です。 エ: TCPはシーケンス番号(32ビットの順序番号)を各バイトに付与して管理しており、パケットの到達順序が入れ替わっても受信側で正しく復元します。

TCP に関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問13
ア
OSI 基本参照モデルのネットワーク層の機能である。
イ
ウィンドウ制御の単位は,バイトではなくビットである。
ウ
確認応答がない場合は再送処理によってデータ回復を行う。
エ
データの順序番号をもたないので,データは受信した順番のままで処理する。