NTPリフレクション攻撃

NTPリフレクション(増幅)攻撃は、DRDoS(反射型分散サービス妨害)攻撃の一種です。攻撃者は、UDPパケットの「送信元IPアドレス」を攻撃対象のIPアドレスに偽装し、世界中のNTPサーバに対して特定のコマンド(monlistなど、過去のアクセス履歴を要求するコマンド)を送信します。 NTPサーバは律儀に要求に応えようとしますが、このコマンドの応答データは要求データの数百倍のサイズ(増幅)になります。偽装された送信元である「攻撃対象」にこの巨大なレスポンスが一斉に送りつけられ、ネットワーク帯域が枯渇します。 各選択肢の解説: ア:これはNTPサーバそのものを対象にした単純なDoS攻撃(フラッド攻撃)の説明です。 イ:NTPサーバの時刻情報を改ざんする攻撃であり、リフレクション攻撃ではありません。 ウ:echo request(ping)を送信する攻撃は、ICMPを用いたSmurf攻撃などに該当します。NTPプロトコルはUDPを使用します。

NTP リフレクション攻撃の特徴はどれか。

出典令和6年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問4
ア
攻撃対象である NTP サーバに高頻度で時刻を問い合わせる。
イ
攻撃対象である NTP サーバの時刻情報を書き換える。
ウ
送信元を偽って、NTP サーバに echo request を送信する。
エ
送信元を偽って、NTP サーバにレスポンスデータが大きくなるリクエストを送信する。