WAF(Web Application Firewall)によるAPI攻撃防御

WAF(Web Application Firewall)は,Web アプリケーションとの間で送受信される HTTP/HTTPS 通信(リクエストおよびレスポンス)をアプリケーション層(OSI 第7層)で検査し,不正なアクセスや攻撃を検知・遮断するセキュリティ製品です。 従来の Web ページだけでなく,Web API(REST API 等)との通信も HTTP/HTTPS 上で行われるため,WAF は SQL インジェクションやパラメータ改変など,API の脆弱性を狙った攻撃に対しても有効に防御機能を提供します。 したがって,正解はイとなります。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 DNS キャッシュポイズニングは,DNS キャッシュサーバに偽のキャッシュ情報を注入する攻撃であり,DNSSEC の導入やソースポートランダム化が有効な対策です。WAF の防御対象ではありません。 SMTP サーバの第三者不正中継(オープンリレー)の悪用に対する防御は,SMTP-AUTH による認証や送信元 IP アドレス制限で行います。WAF の防御対象ではありません。 メールボム(大量・大容量メール)に対する対策は,メールサーバ側での1通あたりのサイズ制限や受信通数制限などで実施します。WAF の防御対象ではありません。

WAF による防御が有効な攻撃として,最も適切なものはどれか。

出典令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問41
ア
DNS サーバに対する DNS キャッシュポイズニング
イ
REST API サービスに対する API の脆弱性を狙った攻撃
ウ
SMTP サーバの第三者不正中継の脆弱性を悪用したフィッシングメールの配信
エ
電子メールサービスに対する大量,かつ,サイズの大きな電子メールの配信