ゴンペルツ曲線を用いたバグ収束判定

ゴンペルツ曲線(Gompertz curve)は,ソフトウェアテストにおける信頼度成長モデル(SRGM)の代表例であり,横軸にテスト項目消化数(または時間),縦軸に累積誤り検出数をプロットした際,緩やかな立ち上がりから急峻な増加を経て,上限値(全バグ数)に向かって緩やかに漸近する「S字型(シグモイド)曲線」を描きます。 テスト初期は誤り検出のペースが緩慢ですが,テストの本格化に伴い急増し,テスト終盤になると新たなバグの検出頻度が低下して累積検出曲線が頭打ち(傾きが平坦)になります。この傾きの減少をもって,バグが収束したと判断します。 図の中でウが典型的な S 字曲線(ゴンペルツ曲線)を示しているため,正解はウとなります。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 初期から誤り検出が急速に進み,徐々に飽和する指数型(不完全適合型)の曲線です。 誤り検出ペースが下に凸で加速し続ける曲線であり,バグが収束に向かっておらず信頼度成長モデルの収束判定には適しません。 テスト消化数に対して累積誤り検出数が比例して増え続ける直線であり,収束特性を示していません。

ソフトウェア信頼度成長モデルの一つであって,テスト工程においてバグが収束したと判定する根拠の一つとして使用するゴンペルツ曲線はどれか。

出典令和6年度 春期 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ
ア
選択肢アの画像
イ
選択肢イの画像
ウ
選択肢ウの画像
エ
選択肢エの画像