エッジコンピューティングによる低遅延化と通信負荷分散

エッジコンピューティング(Edge Computing)とは,IoT 端末やセンサーなどのデータ発生源(現場=エッジ)の物理的・ネットワーク的な近傍にサーバや計算処理ノードを分散配置してデータ処理を行うアーキテクチャです。 すべての生データを遠隔のクラウドサーバに集約して処理する従来の中央集中型(クラウドコンピューティング)に比べ,通信往復時間の削減による「低遅延(リアルタイム処理)」と,基幹ネットワークの「通信トラフィック負荷の軽減」を実現できます。 したがって,正解はアとなります。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 ウェアラブルデバイス(生体モニタリング技術)の説明です。 グリッドコンピューティングやクラスタコンピューティングの説明です。 エネルギーハーベスティング(環境発電技術)の説明です。

IoT の技術として注目されている,エッジコンピューティングの説明として,最も適切なものはどれか。

出典令和6年度 春期 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ
ア
演算処理のリソースをセンサー端末の近傍に置くことによって,アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。
イ
人体に装着して脈拍センサーなどで人体の状態を計測して解析を行う。
ウ
ネットワークを介して複数のコンピュータを結ぶことによって,全体として処理能力が高いコンピュータシステムを作る。
エ
周りの環境から微小なエネルギーを収穫して,電力に変換する。