RISCプロセッサのパイプライン処理とスーパスカラ

フォールトアボイダンス(Fault Avoidance)は,構成部品の高品質化や厳格なテストなどを通じて,システムに故障や障害そのものを発生させないように予防・排除する信頼性設計のアプローチです。したがって正解はウとなります。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 フールプルーフ(Fool Proof)の説明です。誤操作が起きても危険や異常が生じないようにする設計です。 フェールソフト(Fail Soft)は,障害発生時に一部の機能を縮退(フェールバック/機能限定)させてでも最低限の稼働を継続する概念です。「機能を縮退させることなく」という点が誤りです。 フェールセーフ(Fail Safe)の説明です。故障が生じた際にシステムをあらかじめ定められた安全な状態(停止や閉鎖など)へ移行させる設計です。

システムの信頼性設計に関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典令和6年度 春期 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ
ア
フェールセーフとは,利用者の誤操作によってシステムが異常終了してしまうことのないように,単純なミスを発生させないようにする設計方法である。
イ
フェールソフトとは,故障が発生した場合でも機能を縮退させることなく稼働を継続する概念である。
ウ
フォールトアボイダンスとは,システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。
エ
フォールトトレランスとは,故障が生じてもシステムに重大な影響が出ないように,あらかじめ定められた安全状態にシステムを固定し,全体として安全が維持されるような設計方法である。