マルチスレッド環境におけるスレッドセーフの定義

スレッドセーフ(Thread-safe)とは、マルチスレッド環境において、複数のスレッドが同一の関数、オブジェクト、または共有リソースに対して同時にアクセス・実行しても、競合状態(Race Condition)やデータの不整合を引き起こさず、常に意図どおり正しく動作する性質を指します。 したがって、複数のスレッドで並列に実行しても問題が生じないことを説明しているウが適切です。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 複数スレッドからの呼び出しを禁止する制限であり、スレッドセーフ自体の定義ではありません。 シングルスレッド動作の説明であり、マルチスレッド環境下での安全性を示すスレッドセーフの説明ではありません。 競合が発生した際に安全にフェイルセーフ停止させる仕組み(フェイルセーフ等)の説明であり、競合自体を正しく処理して正常稼働を維持するスレッドセーフの説明ではありません。

スレッドセーフの説明として,適切なものはどれか。

出典令和7年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問17
ア
アプリケーションが複数のスレッドから呼び出されないようになっている。
イ
アプリケーションを複数のスレッドではなく,単一のスレッドで動作させる。
ウ
アプリケーションを複数のスレッドで並列に実行しても,問題が生じない。
エ
スレッドの競合が発生したときに,アプリケーションを安全に停止させる。