関係データベースにおけるビュー(View)の定義と制約

関係データベースのビュー(View)は、実体を持たない仮想表であり、SQLの `CREATE VIEW` 構文を用いて任意の `SELECT` 文の結果として定義されます。 ビュー定義時には、基となる表(ベーステーブル)の列名とは異なる別名(エイリアス)をビューの列名として自由に定義することができます(例: `CREATE VIEW v (c1, c2) AS SELECT col_a, col_b FROM t;`)。したがってアが適切です。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 ビューは `WHERE` 句を指定することで特定の条件に一致する行のみを抜き出して定義(関係代数における選択演算)することができます。 複数表を結合したビューに対する更新(UPDATE / INSERT / DELETE)は、一意性や参照整合性が保たれないケースがあるため、結合の仕方によっては更新操作が制限・禁止されます。 和両立(列数とデータ型が一致)な2つの表に対し、`UNION` や `UNION ALL` などの集合演算を用いてビューを定義することは可能です。

関係データベースのビューに関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典令和7年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問28
ア
ビューの列名は,基の表の列名と異なる名称で定義することができる。
イ
ビューは,基の表から指定した列を抜き出すように定義するものであり,行を抜き出すように定義することはできない。
ウ
二つ以上の表の結合によって定義されたビューは,結合の仕方によらず更新操作ができる。
エ
和両立な二つの表に対し,和集合演算を用いてビューを定義することはできない。