高発熱GPUサーバの液浸冷却方式の特徴

データセンターや高密度コンピューティングにおける「液浸冷却(Immersion Cooling)」の特徴は以下のとおりです。 記述 a(正しい):液浸冷却には、沸点の高い不活性なフッ素系液体やミネラルオイルを循環させて熱交換器で冷却する「単相冷却方式」と、沸点の低い液体を冷媒として液体の沸騰・蒸発による気化熱を利用し、蒸気を凝縮器で液化して循環させる「二相冷却方式」の2種類があります。 記述 b(誤り):サーバのCPUやGPUに直接コールドプレート(金属製受熱ブロック)を取り付けて内部に冷却液を通す方式は「ダイレクトチップ冷却(Direct-to-Chip冷却)」の説明です。 記述 c(正しい):サーバやスイッチなどのIT機器をマザーボードやコンポーネントごと絶縁性液体(非伝導性誘電体フルード)の槽に直接浸漬(漬けて)して冷却します。 記述 d(誤り):水は導電性があるため電子回路がショートしてしまいます。液浸冷却では電気を通さない絶縁性液体(フッ素系不活性液体やシリコーンオイルなど)を使用します。 したがって、液浸冷却の説明として該当するのは a と c の組み合わせであるイです。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 b はダイレクトチップ液体冷却の説明であるため誤りです。 b はダイレクトチップ冷却、d は導電性のある水を使用するとしているため誤りです。 d は冷媒に水を使用するとしているため誤りです(絶縁性液体を使用します)。

生成 AI の処理などで用いられる,大量に発熱する GPU を搭載したサーバを,空気冷却よりも少ない消費電力で効率良く冷却できる液体冷却の一つに液浸冷却がある。液体冷却の方法の説明のうちで,液浸冷却の方法の説明に該当するものの組合せはどれか。

〔液体冷却の方法の説明〕 a 液体を循環させて熱交換器で冷やす単相冷却と,気化熱を利用する二相冷却とがある。 b サーバに取り付けた金属板と熱交換してサーバを冷却する。 c サーバを筐体ごと液体に漬けて冷却する。 d 冷媒となる液体として通常は水を使用する。

出典令和7年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問57
ア
a,b
イ
a,c
ウ
b,d
エ
c,d