システム監査人による改善提案のフォローアップ活動

システム監査における「フォローアップ」とは、監査報告書に記載された指摘事項や改善提案について、被監査部門(監査対象部門)が改善計画を策定して適切に是正措置を実施しているかどうかの進捗・改善状況を監査人が継続的に確認(モニタリング)し、必要に応じて助言を行う活動です。 システム監査人は独立した第三者評価者であるため、業務の執行権限や指示権限を持たず、改善の実施指示やプロジェクト管理、計画策定そのものを行うことは監査人の独立性を損なうため禁止されています。したがってウが適切です。 各選択肢の解説は以下のとおりです。 監査人に業務上の指示命令権限はありません。改善実施の指示は経営者(組織の最高責任者)が行うものです。 改善プロジェクトの管理を行うと監査人が業務の当事者となってしまい、監査人の独立性が損なわれます。 改善計画の策定責任は監査対象部門にあり、監査人が自ら計画を策定してはなりません。

システム監査報告書の改善提案に対し,システム監査人が行うフォローアップとして,適切なものはどれか。

出典令和7年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問59
ア
改善提案に対する改善の実施を監査対象部門の長に指示する。
イ
改善提案に対する監査対象部門の改善実施プロジェクトの管理を行う。
ウ
改善提案に対する監査対象部門の改善状況をモニタリングする。
エ
改善提案の内容を監査対象部門に示した上で改善計画を策定する。