関係代数における商演算の等価表現

関係代数における基本演算(射影 $\pi$、選択 $\sigma$、直積 $\times$、和 $\cup$、差 $-$)から、導出演算である「商演算(Division: $\div$)」を構成する問題です。 関係 $R(A, B)$ と関係 $S(B)$ の商演算 $R \div S$ は、基本演算である「直積演算」「射影演算」「差演算」を組み合わせることで同等に表現できます: $$R \div S = \pi_A(R) - \pi_A((\pi_A(R) \times S) - R)$$ したがって「イ」が正解です。 選択演算ではなく「射影演算」が必要です。商演算の結果の属性集合は $R$ の属性から $S$ の属性を除いたものになるため、属性を射影する操作が不可欠です。 和演算ではなく「差演算」が必要です。「$S$ のすべての値とペアになっていない $A$ の値」を差集合として除外することで商を求めます。 選択演算・和演算の組合せでは商演算を表現できません。

関係演算において,商演算と同等な結果が得られる演算の組合せはどれか。

出典令和7年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10
ア
直積演算と差演算と選択演算
イ
直積演算と射影演算と差演算
ウ
直積演算と射影演算と和演算
エ
直積演算と選択演算と和演算