メール中継制御(OP25B・オープンリレー防止)の設計

オープンリレー(踏み台化)を防ぐ中継制御の原則は、「社内(信頼できる送信元)からの外部宛て送信」を許可するか、「外部から自社宛て(自ドメイン宛て)の受信」を許可することです。社外から社外宛て(第三者宛て)の中継は拒絶しなければなりません。したがって正解はア(社内IP発、または自社ドメイン宛て)です。 送信者ドメイン名は容易に偽称(なりすまし)できるため、社外IPからの送信者自称を信用して中継すると踏み台に悪用されます。 社外宛てメールを外部から無条件に受け入れる設定はまさにオープンリレーそのものであり極めて危険です。 他社発・他社宛ての外部間中継を無条件許可するとスパムメールの送信踏み台になります。

自社の中継用メールサーバで、接続元IPアドレス、送信者ドメイン名、及び受信者ドメイン名の条件に基づいてメール中継を制御している。第三者による不正なメール中継(オープンリレー)を防止するために、メール中継を許可すべき適切な条件の組合せはどれか。

出典令和7年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15
ア
接続元IPアドレスが社内ネットワーク、又は受信者ドメイン名が自社ドメインの場合に中継を許可する。
イ
送信者ドメイン名が自社ドメイン、かつ接続元IPアドレスが社外ネットワークの場合にのみ中継を許可する。
ウ
受信者ドメイン名が自社ドメイン以外の場合に、すべての接続元からのメール中継を無条件に許可する。
エ
送信者ドメイン名が他社ドメイン、かつ受信者ドメイン名が他社ドメインのメール中継を無条件に許可する。