キルチェーンのエクスプロイト

サイバーキルチェーン(Cyber Kill Chain) は、サイバー攻撃の一連のプロセスを7つの段階にモデル化したものです。 7段階のプロセス: 1. 偵察 (Reconnaissance) 2. 武器化 (Weaponization) 3. 配送 (Delivery) 4. エクスプロイト (Exploitation): ターゲットの脆弱性を攻撃し、不正コードを実行させるフェーズ。 5. インストール (Installation) 6. 遠隔制御 (Command & Control: C2) 7. 目的実行 (Actions on Objectives) エクスプロイト(Exploitation)フェーズでは、配送されたマルウェアや攻撃コードがシステムの脆弱性を突いて実行されます。 【各選択肢の解説】 ア: ターゲットに関する情報(IPアドレスやメールアドレスなど)を収集するのは 1. 偵察(Reconnaissance) の段階のため誤りです。 イ: 正解です。 送信されたマルウェアがターゲットシステムの脆弱性を攻撃してコードを実行するのが 4. エクスプロイト(Exploitation) の段階です。 ウ: マルウェアを含んだメールなどをターゲットへ送信するのは 3. 配送(Delivery) の段階のため誤りです。 エ: マルウェア作成やバックドア埋め込みを行うのは 2. 武器化(Weaponization) の段階のため誤りです。

サイバー攻撃の攻撃段階をモデル化したサイバーキルチェーンにおいて、“エクスプロイト”に該当する行為はどれか。

出典令和7年度 秋期 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ 問12
ア
公開情報の閲覧、顧客を装った電子メールでの問合せなどを行い、標的とする組織を調査する。
イ
標的とする組織のPCでOSの脆弱性を悪用し、攻撃ツールを実行させる。
ウ
標的とする組織のサーバから秘密情報を窃取し、攻撃者が用意したサーバに送信する。
エ
標的とする組織の従業員にマルウェアを添付した電子メールを送りつける。