プログラムマネジメントの目的

プログラムマネジメント(Program Management) とは、相互に関連する複数のプロジェクトを一つの「プログラム」として統合的に管理・統制する手法です。 個々のプロジェクトを単独で推進するだけでは達成できない、組織全体の戦略的目標の達成や相乗効果(シナジー)による全体の価値向上を図ることを最大の目的とします。 【各選択肢の解説】 ア: 正解です。 複数のプロジェクトの連携・統合を通じて価値を高め、組織全体の戦略を実現するのがプログラムマネジメントの目的です。 イ: プロジェクト管理の細分化・技術要素の明確化は個別の WBS(作業分解構成図)やプロジェクト計画の説明であり誤りです。 ウ: 開発言語や手法の早期選定によるリスク低減は個別の技術検証・アーキテクチャ設計の説明であり誤りです。 エ: プロジェクトマネジメントの能力や品質向上を組織横断で支援する組織の設置は PMO(Project Management Office) の説明のため誤りです。

事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として、適切なものはどれか。

出典令和7年度 秋期 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ 問23
ア
活動全体を複数のプロジェクトの結合体と捉え、複数のプロジェクトの連携,統合、相互作用を通じて価値を高め、組織全体の戦略の実現を図る。
イ
個々のプロジェクト管理を更に細分化することによって、プロジェクトに必要な技術や確保すべき経営資源の明確化を図る。
ウ
システムの開発に使用するプログラム言語や開発手法を早期に検討することによって、開発リスクを低減し、投資効果の最大化を図る。
エ
リスクを最小化するように支援する専門組織を設けることによって、組織全体のプロジェクトマネジメントの能力と品質の向上を図る。