トランザクションのコミット処理

データベースのトランザクションはACID特性(特にDurability:耐久性)を保証するため、一般的に「ログ先行書き込み方式(WAL:Write Ahead Logging)」を採用しています。 トランザクションの「コミット処理」は、メモリ上のバッファに変更を加えるだけでなく、障害に備えて必ず「ディスク等の永続ストレージ上にあるログファイル」へコミット情報が書き込まれた時点で「完了(成功)」とみなされます。ログファイルにさえ書き込まれていれば、万が一直後にシステムダウンしても回復(ロールフォワード)が可能だからです。 ウの「ログバッファ(メモリ上)への書き込み」だけでは、電源断により消失するリスクがあるため完了とはみなされません。また、イの「チェックポイント処理」は、バッファ上の変更データをまとめてデータファイルに書き出す処理であり、コミットごとに行われるものではありません。

DBMSがトランザクションのコミット処理を完了するタイミングはどれか。

出典令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問21
ア
アプリケーションプログラムによるデータ更新命令完了時点
イ
チェックポイント処理完了時点
ウ
ログバッファへのコミット情報書込み完了時点
エ
ログファイルへのコミット情報書込み完了時点