JIS Q 20000-2におけるSLAの対象範囲と構造

SLAはサービス提供者と顧客との間で合意される文書であり、要件や契約体系に応じて、単一のSLAが複数のサービスや複数の顧客を包括的に対象とすることが認められています。 SLAにはサービス提供者の責務だけでなく、顧客側の責任(前提条件や連絡窓口等)も明記する必要があります。 目標は提供者視点ではなく顧客のビジネス要件に基づき、測定可能で重要な項目に絞って合意すべきです。 サービスカタログに詳細が記載されている標準的な情報まで全てSLAに二重記載する必要はなく、参照として扱うことが一般的です。

JIS Q 20000-2:2023(サービスマネジメントシステムの適用の手引)によれば,SLAに関する説明のうち,最も適切なものはどれか。

出典令和7年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問3
ア
SLAには,顧客の責任は規定せずに,サービス提供者の責任を規定する。
イ
SLAにおいて設定する目標は,サービス提供者の視点でできるだけ多く定義する。
ウ
単一のSLAが,複数のサービス又は複数の顧客を対象とすることがある。
エ
利用するサービスに関する情報は,サービスカタログに収録されている情報についても,必ずSLAに記載する。