マルチサイドプラットフォームの収益構造と間接ネットワーク効果

マルチサイドプラットフォーム(検索エンジン、SNS、マッチングアプリなど)では、一方の利用者グループ(一般消費者など)を無料または低価格で呼び込んで基盤を拡大し、その集積価値を利用したい別のグループ(広告主や加盟店など)から収益を得る非対称な価格構造が一般的です。 あるグループの参加者増が「別のグループ」の効用を高めるのは「間接ネットワーク効果(クロスサイド・ネットワーク効果)」です。 取引手数料だけでなく、広告料収入、サブスクリプション、データ利活用など多様な収益化手段が存在します。 グループごとに価格弾力性が異なるため、グループごとに最適な非対称の料金体系を設定します。

マルチサイドプラットフォームビジネスに関する記述として、最も適切なものはどれか。

出典令和7年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問12
ア
直接的な対価を支払わない利用者グループが存在する場合でも、別の利用者グループから収益を得ることでプラットフォーム全体として収益化を図るビジネスモデルがある。
イ
同一グループ内の参加者が増えるほど、別のグループの効用が高まる効果を直接ネットワーク効果と呼ぶ。
ウ
参加者間の取引手数料のみが収益源であり、広告収入や有料追加機能の提供による収益化は含まれない。
エ
複数の異なる利用者グループが存在する場合、すべての利用者グループに対して同一の料金体系を課すことが原則である。