データ品質を劣化させる対応

正解は ウ(b) です。 各対応の妥当性を検証します。 a(望ましい):データオーナーから任命されたデータスチュワードが、IT部門・DX部門・DMOと連携してデータ品質管理の実務を担うことは、データマネジメントの標準的な推進体制(責任の明確化と部門横断連携)であり、品質維持に寄与する望ましい対応です。 b(望ましくない):入力規則やバリデーションチェックを設けず、入力担当者の都度判断に委ねることは、表記ゆれ(全角半角、ハイフン有無等)、入力ミス、未入力(NULL)の多発を招き、データの正確性や一貫性を著しく損ないます。データ品質の劣化につながる極めて望ましくない対応です。 c(望ましい):データ統合時にマスタデータの一貫性を確保するための名寄せや重複排除をルールに沿って実施することは、データの完全性・一意性を担保する望ましい対応です。 したがって、データ品質の劣化につながる望ましくない対応は b のみ であり、正解は ウ です。

AI やBI ツールの処理対象となるデータは,そのデータ品質を適切に維持することが重要である。データ品質の劣化につながる望ましくない対応だけを全て挙げた組合せはどれか。

a 事業部門のデータ品質管理の実務を,データオーナーから任命を受けたデータスチュワードが,情報システム部門,DX 推進部門及びDMO(データマネジメント推進組織)と連携して担う。

b データの入力規則やシステムによるチェック(バリデーション)を設けると,データ登録の即時性や柔軟性が低下するので,入力の形式や表現はデータ登録担当者が都度判断する。

c 複数の情報システムに分散して保存されているデータを統合する際に,マスターデータの整合性及び一貫性を確保するための名寄せや重複排除を,対応ルールに沿って実施する。

出典データマネジメント試験(仮称)科目A サンプル問題 問2
ア
a,b
イ
a,c
ウ
b
エ
なし(全て望ましい対応)